企業情報
環境への取組み
鶏・養豚業を営む以上、
家畜の排泄物の処理は切っても切れない問題です。
クレストでは積極的活用を試み、
資源リサイクルの一翼をにない、
環境にやさしい企業をめざしています。
畜糞の積極的な
リサイクル
※1 現在休止中ですが、再稼働に向けて準備中です。
※2 発酵肥料として1袋15kg・年間60万袋をホームセンター・JAなどに出荷
クリーン
フィルター
畜舎から排出される埃や臭いを除去し、環境との共生を図ることも大切です。クレストでは、ドイツ生まれの防塵脱臭システムを採用。畜舎、畜糞処理施設の粉塵やNH3(アンモニア)を含んだ排気を、バクテリアのいる特殊フィルターを通すことで軽減させています。
リキッド
フィーディング
(養豚用液状飼料)
私たちは年間1万2000トン以上、延べ約150品目を超えるバイプロダクト(食品製造過程などでできるおからなどの未利用・未使用食品)を原料として、養豚用の液状飼料を製造しています。リキッドフィーディングの効果としては、現在、日本で普及している乾燥飼料養豚に比べ、飼料費の低減、消化吸収がよく健康で生育が早い、肉質向上、ほこりの減少による環境改善、呼吸器疾病等の減少、無段階給餌(日令にあわせて栄養価を毎日変えながら給餌する)によるストレスの低減、pHの調整による一般細菌、大腸菌の殺菌等が挙げられ、食品循環資源利用と養豚経営の改善に大きく貢献しています。
- ❶ 食品メーカー
- 人間が食べることもできる安全・安心な未使用・未利用食品「バイプロダクト」を再利用
- ❷ 産業廃棄物
中間処理業者 - 二次分別され、収集運搬業者によってロッセ農場へ搬入されます
- ❸ ロッセ農場
-
- プレミキサー
固形原料と液体原料を攪拌し原料スープを作ります
- メインキッチン
ミキシングタンクで製造された製品スープはサイロにて保管されます
- サブキッチン
コンピュータで配合設計を行います
- 最終配合
製品スープと補完飼料が配合されリキッド飼料が完成します
- プレミキサー
2008愛知環境賞
銀賞受賞
「循環資源再生利用ネットワーク」より、
当社ロッセ農場の取り組みが高い評価を受けました。
上記組織は、2003年に設立された、食品製造企業、食品流通企業、一般廃棄物・産業廃棄物収集運搬・中間処理企業、農・畜産生産者、飼肥料メーカー、生協等(会員数63:個人会員含。)で構成するネットワーク組織。会員企業が提携し、食品循環事業を中心とした再生利用事業に貢献しています。2008年、ロッセ農場でのリキッドフィーディングを中心とした取組みが評価を受け「愛知環境賞銀賞」を受賞しました。